研究室合宿 — 研究プロポーザルの発表
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Research
Graduate School
Software Engineering
Fuzzing
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研究室合宿 — 研究プロポーザルの発表
9月、研究室の合宿がありました。数日間にわたる集中的な研究発表とディスカッション。そして、自分にとって初めての正式な研究プロポーザル発表の場でもありました。
合宿とは
日本の研究室の「合宿」は、研究室全体がキャンパス外に集まり、集中的に研究発表とディスカッションを行う伝統的な活動です。各メンバーが現在の進捗や今後の計画を発表し、全員でフィードバックを交換します。
毎週のゼミとは違い、合宿はより没入感があります。一日中研究のことを考え、カジュアルな環境がより深い議論を促してくれます。
研究プロポーザル
私の研究プロポーザルは、生成AIの技術を使ってソフトウェアテストの効率を向上させることに焦点を当てています。具体的には、拡散モデルやGANをファジングツールのテスト入力生成に応用する方法を探っています。
発表内容:
- 問題設定 — 従来のファジングがなぜ効率的にテスト入力を生成できないのか
- 提案手法 — 生成モデルを活用してコードカバレッジを最大化する入力を生成
- 関連研究 — AIとソフトウェアテストの交差点にある既存研究
- 予備計画 — マイルストーンと想定スケジュール
研究背景の異なるメンバーからのフィードバックは非常に貴重でした。自分では見落としていた点を指摘してもらい、アプローチの改善につながりました。
FOSE2025に向けて
合宿の後、FOSE2025(ソフトウェア工学の基礎研究会)で11月初旬にポスター発表を行う計画も確定しました。研究室外での初めての学術発表なので、ワクワクしつつも緊張しています。
ポスターでは研究の初期段階の内容を発表します。日本のソフトウェア工学コミュニティからフィードバックをもらう貴重な機会です。
学んだこと
合宿を通じて、いくつかのことを改めて実感しました:
- 完璧を目指すより、早く発表する方がいい — 荒削りなアイデアへのフィードバックの方が、一人で磨き続けるより有益
- 異なる視点は大切 — 全く違う分野の人が、見落としていた欠点や可能性に気づいてくれることがある
- 研究は社会的な活動 — 最良のアイデアは論文からだけでなく、会話の中から生まれることが多い
FOSE2025が楽しみです。その時の経験もまた書きます。